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大逆転将棋 [詰将棋]

 おもちゃ箱の表紙に私の駄作が採用されてビックリ。形だけで、手順は見るものがない作品なので、何とも面はゆいところです。

 指し将棋は全くしなくなったので、NHKの将棋番組を見ることもほとんどなくなったこの頃ですが、谷口さんからの年賀状で、元旦のNHKBSで「詰1グランプリ」をする、と教えていただいたので、録画することにしました。(さすがにオンタイムで見ることはできませんでしたが・・・。)
 で、本日それを見てみました。題して「大逆転将棋2010」。2時間20分の長時間番組でした。

 そのうち、「詰1グランプリ」についてはほんの数十分の放映。肝心の詰将棋の出題はほとんどなくて、宮田5段が如何に早く詰将棋を解くかを見せてくれただけに等しかった。これは期待はずれでがっかりでした。せめて客寄せ級の作品を少しくらいは紹介して欲しかったです。
 ただ、大学に毎月解答を送ってくださっている、竹中建一氏を、テレビで拝見させていただきました。

 唯一紹介された作品が、神吉プロの双玉作品でした。最後の超難解作品で、あの宮田5段でさえ、しばらく考えていた、という作品です。
 確かに、歩龍の交換やら、ばらして最後は合駒を考えさせたりと、やたらと考えにくそうな問題ではありました。

  kanki.gif 
 

 結局、詰将棋関係はここしかなかったのですが、ついでに、他の指し将棋のところもついつい見てしまいました。

 その中でちょっと気になったのが、「マニフェスト将棋」というものです。
 プロ側にダーツで当たったマニフェスト(きついハンデ)を負わせる、という将棋です。

 今回は矢崎茂と木村8段の対戦で、「10手以内に角歩交換する」、「30手まで飛を動かさない」など4項目のハンデがプロ側に課せられていたものです。実際の対局は序盤のハンデを生かしたチャンスをミスミス見逃したために最後はボロボロに負けていました。

 そこでちょっと気になったのが、7手目の局面です。

 kaku.gif  

 ここで、矢崎氏は16歩と指して、次に57角成と角歩交換を実現させてしまったのですが・・・・。

 解説で全然指摘なかったのですが、ここで56歩としたらどうなったんだろうか?と思うのです。

 プロ側はあと3手以内に角で歩を取りに行かねばならないので、次は35角とするしかなく、その次は26歩か17歩を取りに行くしかないという悲惨な状況になっていたはずです。この辺、何か指摘はして欲しかったところです。

 さらに言うと、最初に戻って、普通に初手76歩とするだけでプロ側は困っていたのではないでしょうか。
 77歩を取りに行けなくなった訳ですから、わざわざ角で歩を取りに行かねばならなくなります。
 しかし、14歩から13角として57歩を取りに行くのは、56歩とされて困るし、さらに35角としても16歩で手に窮することになるはずです。
 したがって2手目は34歩とするしかないのですが、それでも、3手目77桂とでもされたらどうしようもなく、4手目44角なら16歩、55角なら36歩、64角なら96歩と対応されれば、角歩交換は不可能になるので、必然的に反則負けになるという寸法です。

 そう考えると、このハンデだけで相当なものだということがわかります。
 NHKもここまでひどいハンデとは思わなかったんでしょうね。


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